るちゃんです。。。🐸
20歳から34歳までの私は重度の摂食障害で、ドカ食いしては全て吐き出し、普通に食べることができなくなっていました。
だから常に空腹で飢え死にしそうでした。
大げさに言っているのではなく、本当に飢餓状態だったのです。
身長は163㎝ですが、体重が36キロを割ったら入院するという約束を父から申し渡されていました。
摂食障害専門の病院に入院すると、主に女性たちですが、私と同じような人がいっぱい入院していました。(ごくたまに若い男性もいました。)
当時、テレビ番組で「料理の鉄人」というのが人気で、摂食障害の女の子たちはその番組がとても見たかったのです。
食べ物を憎んでいるのに、人一倍食べ物に関心があるのが摂食障害者であり、体が飢えている分、目だけでも食べ物を見たいというところでしょうか・・・
ある時、一時外泊した私は、極小のポータブルテレビをこっそり病院に持って帰りました。
精神病院は持ち込みの私物には非常にうるさいので、もし見つかっていたら取り上げられていたかもしれません。
さて、いよいよ「料理の鉄人」の時間、私の部屋には摂食障害の女の子たちが何人も集まりました。
みんなヨダレを流さんばかりの表情で、食い入るようにその小さなテレビを見ていました。
するとその時です!
ガラっと病室の扉が開き、当直の先生が顔を覗かせたのです!!
毎晩の点呼の時間でした。
あちゃ~~、テレビ見つかった!?
あわててみんなでテレビなどありませんよ~とめいめいの体でテレビを隠したのですが、きっと見つかっていたと思う。
それでも先生は何も言わずに、「おやすみなさい。」と言って行ってしまったのです。
とまぁ、これが私の「料理の鉄人」にまつわるドキドキした思い出話なのですが、この前なんとなく思い出して、るちゃ夫に語って聞かせたのでございます。
私の証し、「キリストにある依存症からの解放」を読んでくだされば、今は全く完全に、大過食への誘惑なんぞからは解放されているとお分かりいただけるのですが、どうしてそうなったかと言えば、それはひとえに、みことばの真理が私を過食の誘惑から解放した、としか言えないのです。
私は以前、問題から逃れたくて過食だけでなく、お酒や向精神薬に逃げていました。
それはほんの一瞬、苦しさから逃れられるような気がするのですが、代償は計り知れないものでした。
危うく命を失いそうになりました。
今生きていられるのが奇跡です!
私は既にクリスチャンであったのに、神が私を愛してくださっているということを信じていませんでした。
愛してくださっていると感じることができたらそう信じられるけど、そうでないなら信じない、それが私の感覚でした。
ですが今は、聖書にそう書いてあるなら絶対にそうなのだ!という考え方にシフトしました。
これこそが信仰なのだと知ったのです。
かつて私が信じてきたことと言ったら、情けないほどに、聖書が語っていることと真逆のことばかりでした。
自分は愛されておらず、罪人であり、何をやってもうまくいかず、いなくてもよい人間・・
悪魔はみごとに私を騙していました。(40の真偽カードはそんないきさつから誕生したのですよ。)
今、あらゆる偽りからみことばの真理を通して解放され、本当に自由になりました。
敗北の人生を歩んでいる人は、まず頭の中で既に敗北しているのです。
十字架で勝利を勝ち取ってくださったイエス・キリストに焦点を合わせて、私たちの思考回路を正さなければならないのです。
私にとって、過食してはトイレで吐き、お酒を飲んでは気を失っていた日々が、自分の過去とは思えないほど遠い記憶になりつつあります。(もちろん忘れないけど)
生きたまま地獄に落ちたのかと思うほどの暗黒の日々だった・・・
だから今も世界中で多くの人が、かつての私と同じようにサタンの偽りに騙されて捕えられていることを思うと胸が痛い。
このサイトがそのような人々の役に立ってほしいと心から願います。
God bless you!
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